雨飴

伝説の雨の野音、集中豪雨の中4000人の客は誰一人帰らずにTWO PUNKSを合唱した。
その後メンバーの楽器はすべて音がまともに出なくなり
PAシステムも死滅、ラジオボイスのような声で森山はボーカルを続け、
梶浦はバスドラを踏むたびに、チサキも北里もコーラスマイクに
近づくたびに、感電していた。それでもライブは中断しなかった・・・


そんなthe modsが嬉ションするような激しい雨が少し止んだので、
ヤフオクの発送をしにコンビニへ。
前から気にはなっていたが、198円という価格に
「この値段なら、レッドブル飲むよなぁ」
(飲料・製菓メーカーはレッドブルの価格を基準に動く消費者の
存在も重要視して行かないと先はないよ!)
と手を出せずにいたのだが、SNSで美味しいという評価が飛び込んで
きたので、買う事にした。

それがこれだ。

1*さくっと食べれるきなこ飴

大丸 さくっと食べれるきなこ飴 60g×10袋

大丸 さくっと食べれるきなこ飴 60g×10袋

買ってすぐコンビニの駐車場で、
さくっと食べてやろうじゃないの!と開封

衝撃。薄いキャンディーの外側に歯を立てた瞬間、
パリンと割れて、ミルフィーユのようなサクサクした
きなこペーストが口一杯に広がる。
驚いて、もう一つ、また一つと口に運ぶ。
パリン、サクーーーッ。
パリン、サクーーーッ。

食感は違えど、これはメントスを初めて
食べた時のような衝撃である。

メントス、高校生の僕等にとってそれはiphone
世にもたらしたようなイノベーションだったかもしれない。
メントスの余りの美味しさに高校の近くのお菓子屋(米屋・雑貨屋兼業)で、
箱ごとの万引きをする者が後を絶たず、遂にはレジの後ろに貼ってある
斉藤由貴のポスターの額に穴が繰り抜かれ、防犯カメラまで
設置された程である。これを観たジョブスがiphone4で
前面にカメラを設置したのでは無いのだろうか!と思うほどの
お菓子屋として異様なイノベーションをも起こしたのであった。

実際、その3つ目になった斉藤由貴を見て、
「あ、3×3EYSだ」って思った程度だったけど。

話が逸れたけど、さくっと食べれるきなこ飴は、
本当にちょっと驚く出来だ。

気圧のせいか落ち込んでたけど、私は元気です!どころか
これを食べた帰りはトレインスポッティング
エンディングのように高らかだった。

本当にこれは中毒になる。トレインスポッティングで出てきた
白い粉ではなく黄な粉の違いはあるけれど。